『鳴潮』序章・序幕のストーリーの流れや用語などをまとめています。


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章タイトル

序章・序幕『とある漂白する音の始まり』

序章・序幕のストーリーは上・下の二段構成。

世界観

「悲鳴」という災いにより文明が荒廃してしまった世界が舞台。(ストアの公式説明文より)

登場人物

『とある漂白する音の始まり』上

熾霞(シカ)

シカ

赤い髪の快活な少女。倒れていた主人公を秧秧と共に発見。

秧秧(ヤンヤン)

ヤンヤン

少しおっとりとしているが、いざという時に頼りになるお姉さん的存在。 書物『紀世通鑑』(きせ つがん)を暗唱している。

白芷(ビャクシ)

ビャクシ

冷静沈着。「まだデータサンプルと研究分析が足りない……結論を出すには至らないということ……」(序章・上より)というセリフにあるように、データを重んじる科学者タイプ。

今汐(コンシ)

コンシ

序章・序幕『とある漂白する音の始まり・上』では、映像メッセージにて伝令役として登場。
映像メッセージでは「今州の今令尹(こんれいいん)__ 今汐(コンシ)です。」と名乗る。

今令尹(こんれいいん)とは「現在の最高執政官」という意味。

今州地域の歳主の共鳴者であり、令尹(最高執政官)をつとめる。
(「歳主」については後述。)

『とある漂白する音の始まり』下

ここでは特に新しい登場人物はなし。

ストーリーの流れ

『とある漂白する音の始まり』上

巨大な目のようなものが背後に存在する宇宙空間があり、その空間の中で主人公と女神のような姿をした女性が向き合っている。

主人公は、その女神から力を授かる。

女神は一瞬悲しげ表情をした後、主人公をその空間から外へ押し出す。

主人公は落下していき、意識を失う。

主人公は、倒れていたところを秧秧(ヤンヤン)と熾霞(シカ)の2人に発見され、行動を共にすることになる。

記憶をなくしている主人公は、2人からこの世界に関する説明を受ける。

途中、もう一人の仲間である白芷(ビャクレン)とも合流する。

その後、伝令役の今汐(コンシ)により「この世界に重要な客人が訪れていること。そして今汐(コンシ)達はその人物の訪れを長い間待ちわびていたこと。望むなら主人公の力になること」を告げられる。

主人公一行は今汐(コンシ)のいる今州城へと向かう。

ここまでで序章・序幕『とある漂白する音の始まり・上』は終わり。

以降は、ストーリー・下へと続く。

『とある漂白する音の始まり』下

主人公たち一行は、今州へと到着。

今州の門のところで、何者かの視線を感じた主人公は振り返るがそこには誰も見当たらない。

その直後、今州の門へと入っていく主人公一行を木の上から見下ろす謎の女性の姿。

謎の女性「見つけた……私だけの……運命の種……」

~『とある漂白する音の始まり・下』終わり。~

用語

雲陵谷(うんりょうだに)

主人公が倒れていた場所。ここで熾霞(シカ)と秧秧(ヤンヤン)が倒れていた主人公を見つける。

地理的には、瑝瓏(こうりゅう)領地内の今州(こんしゅう)城外の場所。

瑝瓏(こうりゅう)

数千年の歴史を持つ大国。最も多くの「歳主」がいる場所でもある。(歳主については後述)

天空海(てんくうかい)

現時点では詳しくはわからない。 この天空会の影響で、瓢箪(デバイス)の信号が消えてしまい、通信も切断されたとの描写が出てくる。

今州の歳主「角」

竜のような姿をした彫像。主人公との関係性が示唆されている。 歳主には「指引機枢」というルビがふられていた。何を意味するのかは不明。

歳主

文明と歴史があるところに歳主は存在する。 瑝瓏(こうりゅう)国は長い歴史と豊かな文化を持ち、最も多くの「歳主」がいる場所でもある。

また、歳主は瑝瓏(こうりゅう)国の各地域をそれぞれ統治する。 このように複数いる歳主だが、もともとは、ひとつの存在だったという説もある。

瑝瓏(こうりゅう)国以外にも歳主は存在するが、数としては瑝瓏(こうりゅう)国よりも遥かに少ない。

瑝瓏(こうりゅう)国の歳主はそのほとんどが竜の見た目をしている。 その他の地域だと、異なる見た目をしている。中には言葉で形容しがたい歳主もいるそうだ。

歳主の姿を目にすることは、なかなか難しく、通常は就任式の時ぐらいしか見ることはできない。

しかし、主人公にはその姿が近くで見えているとの描写がある。

今州

瑝瓏(こうりゅう)国の重要な拠点で、瑝瓏(こうりゅう)の要衝と呼ばれる。 関所と要塞の役割を持ち、地理的には石崩れの高地と北落野原(ほくらくのはら)に面している。

無音区

どうやって形成されるのかは不明。

形成されたばかりの無音区は、一定時間「潜伏期」という状態に入る。

「潜伏期」の無音区は活動停止状態のようになっており、無音区の中に入ってもその間は安全である。

無音区はその形成時間が短いほど、「潜伏期」の時間も長くなるという特質がある。

そして、「潜伏期」が長い無音区からは、強力な「残像」が生まれる。(残像については後述)

残像

一連の情報周波数によって構成される生物体。なぜかはわからないが構成される情報の一部が欠けている。

残像は、自信の存在を維持するため、周波数を吸収し融合する本能を持つ。(アーカイブ資料より)

残響

「残像」を倒すと、しばしば残すことがある黄金色に輝く抜け殻のような物体。

デバイスのデータドック機能を使うことで回収することができる。

残響を回収できるかどうかは、このデータドックのレベルが関係しており、データドックのレベルが高いほど残響を入手できる確率が上がる。

残響は回収すると、「音骸」という心強い味方となってくれる。

『紀世通鑑』(きせ つがん)

昔話などが色々と載っている書物。熾霞(シカ)いわく、子供の頃に読み聞かせでよく聞かされていたらしい。

『紀世通鑑』の瑝瓏(こうりゅう)編の冒頭にはこんな一節がある。

「……斯の世に降りし天人、 乾坤を指掌に宿し、 その身に音骸を納める。 一気凝化、 生まれし盤古、 天地を覆い、 経緯相応を以て、四方を照 らす。而して瑝瓏(こうりゅう)史は始まり、 初めて庭州を分かつ……」

引用 : 序章・序幕『とある漂白する音の始まり・上』

意味は、「むかしむかし、まだデバイスが世に存在していない時代にすごいお方がいた。そのお方は最も強い残像を自身の身体で吸収して、音骸に変換した。そしてその力を利用して、この世界を再構築した。それが瑝瓏(こうりゅう)の歴史の始まり」(熾霞(シカ)による解説より)

月追祭(げっついさい)

春龍祭(しゅんりゅうさい)と共に瑝瓏(こうりゅう)国の伝統のある祭りで、そのお祭りの日は一年のうちで最も盛り上がる日でもある。

感想

世界観がやや複雑だったけれど、設定はしっかりしていそうだったので、考察勢の心をくすぐりそう。

あと、現時点では、ストーリーはなんだかっだいって、主人公が旅をしながら色んな仲間と出会い、自分にまつわる謎を解き明かしていくという感じで、ドラゴンボールやハンターハンターにみられるような少年ジャンプ的な王道をいってるなと思った。友情努力勝利ってやつね。

まだまだ序章なのでこれからどうなるかわからないけど、引き続き追っていきたい。


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